【第1回】 高齢出産を控えて・・・

35歳で結婚し、タイミング療法、人工授精、体外受精のステップを踏んで妊娠・出産された「Bさん」の不妊治療体験記 全5話です。
ステップアップしていく決断や、あきらめの決断等々、全部読んだときには何かしら得るものがあるはずでしょう。
全5話ですので、時間のある時にゆっくり読んでみてください。

35歳で結婚したので、人より少し遅い結婚でした。
NHKの某番組でも卵子の老化が話題になっていますが、35歳以上に出産は高齢出産の域に達してしまうので、結婚当初夫は子供なんていなくてもいいとは言ってくれても、せっかく縁あって結婚できたのですから、子供に恵まれたいと思いました。

そのため、特になにかしら異常があったとか、子供ができなかったということはなかったのですが、結婚した月から早々と不妊治療で有名な地元の専門病院に検査にいきました。
タバコも吸いませんし、お酒は飲み会で飲むぐらいで、至って健康な生活を送ってきたつもりで、大きな病気もしたことはありませんでした。

なので、年齢は気になるけれども、妊娠は大丈夫と思っていました。
しかし、病院の先生から説明を受けたのは、30代前半までが妊娠と出産の能力の最盛期であり、30代後半以後は卵子や子宮の能力が著しく低下し、妊娠率のグラフがガクッとさがるそうなのです。
しかも、さらに40代後半になると妊娠力がさらに低下し、50歳以上では妊娠できる可能性は皆無とのことでした。

不妊検査の結果は・・・

検査では、何かしら大きな異常(たとえば、子宮筋腫とは)は見つからなかったのですが、卵管造影の検査で卵管采がバンザイの形をしていたので、一応自由に動くものだから検査のときたまたまそういう形という可能性もありましたが、腸に癒着して受精卵をうまくキャッチできないかもしれないといわれ、目の前が真っ暗になりました。

しかし、大きな異常というわけでもなかったので、しばらくタイミング療法で進めていくということになりました。
自然妊娠って、普通でも1割ぐらいしか成功しないという狭き門らしいのです。

妊娠率を少しでも上げるために・・・

それを少しでも確率を上げるために、生理がきたら、まず病院に行き、排卵日を予想してタイミングをとるという形で進めていくことにしました。
生理がはじまってから1週間後ぐらいして来院しなければいけないのです。
そこで内診します。

まず、そこでわかることは排卵しているかどうか、排卵日がいつになるかどうかです。
排卵済みもわかります。

私の場合には、排卵はきちんとしているようで、たまに2個排卵しているときもありました。
今妊娠したら、「双子かな?」なんて思いながらタイミングをとった覚えがあります。

排卵した卵の大きさや子宮内膜の厚さなどもわかり、10m以上ないと妊娠は厳しいといわれました。
自己流でタイミングをとる方法ももちろんお金もかからなくていいかもしれませんが、病院でタイミング療法をとりながら妊活したほうがいろいろ情報も得られて、すごい役に立ちました。

私の病院は漢方薬もあわせて取り入れており、私に処方されたのは十全大補湯という名前の漢方薬でした。
女性の生理不順や冷え性に効果があるんだとか。

漢方薬の効果も侮れないらしく、これを取り入れるようになったら、その病院の出世率があがったそうです。

「Bさん」の不妊治療体験記 全5話

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